One, the young woman might be a cleric, but she was involved with magic-users and was, therefore, suspect.
Two, the Kingpriest was in danger. That was not surprising, the magic-users had good reason to hate and fear the man.
Three, the young man who had been found with Crysania was, undoubtedly, an assassinn. Crysania, herself might be an accomplice.
伝説2巻p95
一、あの若い娘は僧侶ではあるが、魔法使いたちと関わりを持っており、従って怪しい。
二、神官王の身が危険である。これは驚くべきことではない、魔法使いたちには王を憎み恐れる充分な理由があるのだから。
三、クリサニアと一緒に見つかった若者は、疑う余地なく刺客である。クリサニア自身も仲間かもしれない。
***
さすがのクァラスと言えども、あの文面から時間遡行までは理解できませんでしたか。できなくて幸いでしたが。パー=サリアンが手紙に日付を記さなかったのは、こうした事態を予測してのことだったのかもしれません。
“What games?”
“Why, the Games,” Arak snapped in exasperation.
「何のゲームなの?」
「だから、闘技だよ!」アラックはいらだちのあまりどなった。
“So have I,” the big man said slowly. “and you can forget it, dwarf. I’ve killed men before, I admit--but only when it was my life or theirs.”
「おれも聞いたよ」大男はゆっくりと言った。「いいか、ドワーフ。おれはこれまで何人も人を殺してきた、それは認めよう――だがそれはおれの生命か向こうの生命かという時だけだ」
“I never enjoyed killing. I can still see their faces, sometimes, at night. I won’t murder for sport!”
「おれは殺すのを楽しんだことなどない。今でもまだときどき、夜中にやつらの顔が浮かんでくる。おれは遊びで人を殺したりしないからな!」
***
やむなく”kill”することはあっても“murder”は決してしなかったキャラモン。しかし…
“Just as a volcano must erupt to let the steam and poisonous vapors escape from the ground,” said one elflord, “so it seems that humans, in particular, use the Games as an outlet for their baser emotions.”
「火山が噴火して蒸気やガスを地面から放出しなければならないように、特に人間は、あさましい感情を発散させるものとして闘技を行うのです」エルフ貴族の一人はこう言った。
“And then it was me gave’em their answer,” Arak said smugly.
「その時、かれらに答えを与えてやったのがこのわしなのさ」アラックは気取った調子で言った。
“Well, the Kingpriest, he went for it and”
“he even made me Master. And that’s my title, now. Master of the Games.”
「で、神官王も賛成した、そして」
「わしを名人に任命までしてくれた。だから今じゃそれがわしの称号さ。<闘技の名人>ってのがな」
***
「血を見たいんじゃない。有史以前から男達には不治の病がかかってるのさ。
『ステゴロ最強』という病気にな」
内藤泰弘『血界戦線4 拳客のエデン』より。今後まんまと闘技にノリノリになっちゃうキャラモン。全く男の子ってしょうがないですねー。
“You mean no one gets killed,” Caramon persisted, staring somberly at the arena with its bloody paintings.
「つまり誰も殺されはしないってことだな」闘技場の血なまぐさい絵を暗い目で見つめながら、キャラモンはしつこく言った。
“No one,” the dwarf said with a grin, patting Caramon’s big arm. “No one….”
「誰もな」ドワーフはにやりと笑って、キャラモンの太い腕を軽く叩いた。「誰もさ……」